防風(ボウフウ)
セリ科のボウフウの根および根茎です。
| 成分 |   フラノクマリン類であるソラレン、スポコレチン、ベルガプテンなどを含みます。  | 
|---|---|
| 性味 |   辛・甘、微温  | 
| 特徴 |   鎮痛作用、抗炎症作用等  | 
去風(きょふう)
発汗によってかぜの際の頭痛、悪寒などを取り除きます。また、余分な水分も同時に発散させて除くことができます。皮膚表面の風邪(ふうじゃ)を除くことはかゆみを止めることにもなるので、湿疹をはじめとする皮膚病の治療にもよく用いられます。
CYP450阻害作用を有するフラノクマリン類を含有しますが、煎じて使用する限りにおいては、薬物相互作用をもたらすほどの阻害作用は生じないものと考えられます。








