猪苓(チョレイ)
サルノコシカケ科のチョレイマイクケの菌核です。
成分 | ステロイド化合物であるエルコステロール、グルカンを含む多糖類等。 |
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性味 | 淡・甘、平 |
特徴 | 利尿作用、抗脂肪肝作用、抗腫瘍作用、血小板凝集増強作用。 |
利水(りすい)
湿の停滞や水毒を尿として除去します。清熱作用はありませんが、利水作用が非常に強いので湿熟を捌き、熱によって尿が出しぶるようになったものを治療するのにも、利水作用のみを目的として用いられます。強い利水作用のみを持ち、他の作用を持たないことが特徴で、同じ利水剤でも安神・鎮静作用を持つ茯苓(ブクリヨウ)や補気・益気作用を持つ沢瀉(タクシャ)とは性質が異なります。
過剰な使用は体液を消耗し枯燥(こそう)につながるので、浮腫がない場合は使用を避けることが望ましいとされています。