麦門冬(バクモントウ)
ユリ科のジャノヒゲまたはその他同族植物の根の膨大部です。
| 成分 |   ステロイドサポニンとしてオフイオポゴ二ンA~D、ホモイソフラボノイドとしてオフィオポコノンA、B等。  | 
|---|---|
| 性味 |   甘・徴苦、微寒  | 
| 特徴 |   抗炎症作用、血糖降下作用、咳反射抑制作用、抗腫瘍作用、抗菌作用、抗アレルギ一作用、抗凝固作用等。  | 
滋陰(じいん)
血液や津液(しんえき)が枯渇して体内に熱を帯びたものを潤し、熱を冷まします。また心や胃の陰を補うと同時に、心の陰が不定することによって生じた煩躁(はんそう)や苛立ちを除きます。
清熱(せいねつ)
肺の熱を冷まして熱によって生じた痰を除きます。
寒性の生薬なので冷えのある場合の使用は望ましくありません。下痢しやすいもの、胃の弱いものへは慎重な投与が必要となります。








