ヤマモモ科
ヨウバイヒ（楊梅皮）
古代日本照葉樹林文化圏の中では、身近な食（果実）薬（樹皮）染（樹皮）などの有用植物として親しまれてきました。海に近い林に自生しますが、近頃は団地の緑樹にも利用されています。
秋にはいだ樹皮を干したものを関西では［ももかわ］といい、一回分2～4ｇをコップ3杯の水で煎じて飲むと、腎臓病、心臓病、高血圧症に効きます。ミリシトリンという成分が毛細血管を丈夫にし、利尿効果があるといわれています。タンニンの陽におよばす収斂作用て‘下痢によく効きます。
採り方
秋にはいだ樹皮を干して貯えます。
